突然ですが、
ここから書かないといけないので
私の父親は私が高校生の時に亡くなりました。
大学に進学する直前だったので
たくさんの人に心配いただきました。
あのときの周りの方のサポートは今でも忘れることはできません。

父が亡くなったときに母親に言われたことがあります。
父は会社を経営していましたが、
身内を社員にしており、
父の体調が崩れてきたことで
会社の経営がうまくいかなくなってときも
身内を解雇することができませんでした。
それが直接の清算の原因か分かりませんが、
母からは
「あなたは優しいから会社の社長には絶対になっては駄目。
父親と同じことを繰り返すから・・・」
と当時いわれました。

でも私はそのとき、
父親を超える社長になってやると心に誓ったことは言うまでもありません。
そのときの気持ちが今でも続いているのかもしれませんね。


社会人になり、
このときのことを常に思い、
父を超えるためには何が必要か、
そんな状況でも正確な経営判断をするにはどうしたらいいか？
こんなことばかり考えていたのかもしれません。

日系企業はもとより
アメリカの企業、ヨーロッパ企業、
いろんな外国人と働き、
基本的なプロフェッショナルなビジネスキルを
徹底気的に身に着けようとしゃかりきになり、
会計もマーケティングも戦略学もとことん習得し、
経営のことばかり勉強してきました。


今の自分の経営スタイルも完璧とはいえませんが、
父は乗り越えられたかかも知れません。
母はすでに乗り超えていると言ってくれています。

でもそんな母をおざなりにしている今の私、
一部分では乗り越えていても
総合評価はまだまだ乳のほうが上なんでしょうね・・・


なーーんて、私の目指してきたことです。